コグニサイズとは

コグニサイズとは、運動と認知課題を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称です。

国立長寿医療研究センター老年学・社会科学センターが開発したプログラムで、2017年から全国の

自治体や企業などで導入されています。

 

コグニサイズの特徴は、以下の3つです。

 運動と認知課題を組み合わせることで、認知機能の向上と脳の活性化を促すことができる運動は、

 全身の筋肉を動かすことで、バランス感覚や転倒予防にも効果的。認知課題は、計算やしりとり

 などの簡単なものから、パズルや迷路などの複雑なものまで、さまざまな種類があり、自分のレベルに

 合わせて取り組むことができる。

 

コグニサイズの対象者

 コグニサイズは、認知症の予防を目的とした取り組みですが、認知症の兆候がある人や、すでに

 軽度認知障害(MCI)と診断された人、また、認知症のリスクを高める要因がある人なども、対象となります。

 

コグニサイズの実施方法

1回30分程度のプログラムを週に2~3回行い、運動と認知課題を組み合わせて行う。

自分のレベルに合わせて取り組む。

 

コグニサイズの運動種類

 ウォーキング、ストレッチ、バランスボールを使った運動、リズム運動、リラクゼーション、これらの運動は

 いずれも簡単なもので、誰でも無理なく行うことができます。

 

認知機能の向上

さまざまな研究で検証されており、脳の活性化、バランス感覚の向上、転倒予防、生活の質(QOL)の向上が

実証されている。

 

 

 

安西番町地域包括センター

静岡市認知症ケアー推進センター                                       


東京大学高齢社会総合研究機構

番町市民活動センター